ニュージーランド王室海軍博物館 デボンポート
National Museum of the Royal New Zealand Navy
- 40口径14センチ砲（潜水艦用）
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ＮＺ海軍の機雷掃海艇が撃沈した 伊一号潜水艦の搭載砲が展示してあります。 |
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| ▲40口径14センチ砲（伊号第一潜水艦搭載） 十一年式50口径14センチ砲を潜水艦用に砲身を1.4メートル短くしたもの。伊号第一潜水艦（伊1）は通常、単装で2門搭載していた。昭和16年12月31日、伊1と伊2は、この14センチ砲でハワイ島ヒロ湾に艦砲射撃を加えたことがある。 伊1は昭和18年1月29日、ガダルカナル島への輸送作戦中にニュージーランド海軍哨戒艇、魚雷艇と交戦し損傷、浮上し再び交戦した後に魚雷艇と衝突し擱坐した。このときは、後部の14センチ砲を撤去し、揚陸用に大発を搭載していたので、装備していたのは1門のみだった。 この交戦で艦長以下27名が戦死、55名が生存した。 . |
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| 伊号第一潜水艦は、伊一型潜水艦（巡潜1型）の1番艦で、川崎造船所が建造、大正15年3月竣工。 巡潜型は巡洋艦のように外洋での長期間にわたる行動を目的に開発された潜水艦で、アメリカの西海岸までの往復行動が可能であった。 大東亜戦争開始時には第六艦隊第二潜水戦隊に所属し、真珠湾攻撃ではオアフ島周辺海域で監視任務についた。その後豪州西岸で通商破壊を行い貨物船を撃沈、昭和17年6月にはアリューシャン攻略支援。 その後ソロモン方面へ進出、ガダルカナル島を巡る作戦に参加していた。 18年1月にニュージーランド海軍と交戦後擱坐、同年4月1日に除籍となった。 |
H25.8.15