エルジン軍事博物館 ELGIN MILITARY MUSEUM カナダ/オンタリオ
セント・トーマスの街にも小規模ですが、軍事博物館があります。 実はここで、旧帝国陸軍の軍刀を見つけました。 博物館の係員に由来を聞いてみたところ記録を調べてくれて、 ある英国人がビルマから持ち帰ったものを寄付したというところまでは分かりました。 本当の持ち主はどんな日本人だっのかと考えると、胸が痛みます。 ただ、ここでも、この刀はとても大切に展示されていました。
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▲九五式軍刀 従来の三二年式軍刀(サーベル式)を刀身も鞘もそのままに、柄を日本刀型にしたもの。柄はアルミで模様がプレスされ着色されていた。 曹長刀とも呼ばれ部隊装備の下士官用。一ヶ大隊に62振装備されていた。
▲鯉口のところにシリアルが打ってある。東京第一造兵工廠のもとに造られたものと思われる。
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私が今住んでいるカナダのロンドン市だけではなく、この近辺のどの町にも、市役所の前などに必ず忠魂碑があります。 そして、戦没将兵追悼記念日や大戦の終戦記念日には花が掲げられて、追悼式典を行います。 この忠魂碑の形は決して決まっていないのですが、近隣のセント・トーマスの街の碑に刻んであった「They gave their tomorrow for our today(彼らは自らの明日を我々の今日の為に捧げた)」という一文が心を打ちました。
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