警察博物館　　　マレーシア MUZIUM POLIS DIRAJA MALAYSIA 四一式山砲 　 ●写真と情報は「南方企業調査会」さんから● . 今年の５月にマレーシアの首都、クアラルンプールに行く機会があり、 そこの警察博物館で、日本陸軍の大砲と拳銃を見かけました。 拳銃は撮影不可だったので大砲のみ撮影しました。 大砲の説明は現地語で読めませんでしたが、四一式山砲と思われます。 記憶があいまいですが、拳銃は26年式拳銃と14年式自動拳銃後期型だったと思います。 なお、警察博物館ですが、警察学校の中にあり、クアラルンプール中央駅よりタクシーで10分ほど、歩いてもいけます。入館無料です。 . 四一式山砲 歩兵が山砲に注目したのは満洲事変だった。野砲は馬で輓曳して移動するが、山砲は機動力に優れ概ね歩兵と行動が共にでき、その威力は従来の歩兵砲よりも格段に優れていた。 当時四一式山砲は山砲兵の装備としては低威力、射程不足で旧式化していた。そして事変後にはその後継モデルである九四式山砲が制式化された。 これに伴って四一式山砲は歩兵用として採用され、昭和11年からはその生産を再開、歩兵砲として各聯隊に装備されていった。 聯隊に4門ずつが配備され「聯隊砲」と呼ばれ、敗戦まで使用され続けた。 口径75ミリ。 H16.5.23 　 .　 　 ［帝国陸海軍現存兵器保有国一覧］リストへ ［依代之譜］よりしろのふ　トップへ