龍華烈士紀念館　　　　　　　　　　　　　　中国／上海 九四式山砲 軍刀 　 ▲龍華烈士紀念館 ▲九四式山砲 四一式山砲に替わるものとして大正9年に開発がスタート。しかし、緊急を要する必要がなかったので制式採用されたのは昭和10年であった。 それに伴い四一式山砲は各歩兵聯隊に4門ずつ配備され連隊砲と呼ばれた。 九四式山砲は砲身を長くして射程が2000メートル伸びたが重量は四一式と同じだった。 支那大陸奥地に戦線が延びても、分解して馬で運んだり人力で運搬できたのでおおいに活躍することが出来た。 ここには2門展示してあり、非常に状態が良かった。 龍華烈士紀念館 阿片戦争以来の上海の英烈的革命過程と英勇事迹が展示されている。 平成9年（1997）に開館。 展出人物235名、展出珍貴文物、文献和照片1000余件なのだとか。 珍しく反日的色彩は希薄。 龍華烈士陵園 昭和3年（1928）龍華寺の境内に南昌起義（八一蜂起）鎮圧で倒れた国民党側の三十二軍の将兵を称揚して血華園を造った。 その後中共党が昭和24年に上海を占領、昭和29年（1954）龍華公園として開放。 平成7年（1995）龍華烈士陵園として大幅に拡張し整備された。 龍華には1865年に兵工廠が開設されて以来、様々な軍関係施設が置かれた。 昭和2年（1927）北伐途中の蒋介石が起こした4・12クーデターの際、共産党員を含む多くの労働者・知識人がここで虐殺された。 ほどなく国民党警備司令部が龍華に移転、龍華監獄も作られ革命派弾圧の本拠として知られた。「上海の雨花台」と呼ばれ、多くの共産党員がここで処刑された場所である。 　H15.9.24 　 ●写真は清水 明彦氏から、平成17年8月撮影● ▲九四式山砲 . ▲軍刀 　Ｈ18.2.2 　 　 ［帝国陸海軍現存兵器保有国一覧］リストへ ［依代之譜］よりしろのふ　トップへ