三木市立金物資料館　　　　　　　　　　　　　兵庫／三木 砲弾 艦材で造った小刀 ・ ●写真と情報は竹岡 伊助氏から● 兵庫県三木市の三木市立金物資料館に砲弾が2つありました。 解説パネルによると、日清・日露戦争の頃の軍艦の砲弾らしいです。 金属が不足していた時代に、 廃材を金床代わりに用いていたそうです。   金床として使われていた砲弾2個ですが、「播州三木の鍛冶用具と製品」624点の一部として国の登録有形民俗文化財に指定されているようです。 単なる歴史資料としてではなく、また本来の用途とは異なる理由が決め手となって文化財になっている珍しいパターンではないでしょうか。 　H28.7.29 　 　 追加   ●写真と情報は竹岡 伊助氏から● 以前訪れました三木市立金物資料館に、 兵器そのものではありませんが、その関連物がありました。   ▲艦材で造った小刀   「陸奥」は、昭和18年に原因不明の爆発事故で柱島沖で沈没。敗戦後、本格的な引き揚げ作業が昭和45年から始まり、 艦体の約75%が回収された。 「日向」は、昭和20年に呉港外（情島沖）で浮砲台となっていたが空襲で着底大破。敗戦後の昭和22年に解体が完了した。 令和2.10.10   ・ ［帝国陸海軍現存兵器一覧］リストへ