写真の装甲について、神主さんに聞いてきました。ただし、残念ながら今ではもうなになのか判らないそうです。

この神社は海軍工廠とゆかりが深く、その関係で工廠で修理した軍艦から取り外された物がここに奉納されたようで、当時は真鍮製の説明版もあったようなのですが、朝鮮特需の時高く売れる真鍮の看板は盗まれてしまったのだとか。

出来れば三笠とか公共の施設に引き取ってもらいたいそうです。
神社で保存するのには費用の問題があり今迄野晒し状態、これ以上劣化する前にどうにかしたいそうです。

▲以前は立派な海軍工廠の殉職者の慰霊碑（招魂塔）があったらしいのですが、進駐軍の命令で取り壊し、現在はその土台しかありません。

また、軍艦千島の慰霊碑もあったのですが、こちらも命令で撤去、土台だけが残っています。

この神社は戦前からほとんど変わりが無い様で、少し前までは慰霊祭を執り行っていたのですが、今となっては遺族も絶えて、行われなくなったそうです。
ここに参拝をして戦地に向った兵隊さんも、数年前までは来られたそうですが今では皆無だそうです。

▲招魂塔（台座）

▲軍艦千島の慰霊碑（台座）

▲工作船「関東丸」乗員が奉納した何かの台座。

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