小湊鉄道　五井駅　　　　　　　　　　　　　　　　　千葉／市原 機関車　B104 九七式軽貨車 　 鉄道聯隊は国内では千葉県にだけあった部隊である。 訓練のため県内の鉄道建設に出動することも多く、 小湊鉄道、銚子鉄道、北総鉄道、南総鉄道、京成などの建設は 鉄道聯隊による。 機関車　B104 もとは明治27年に英国のベイヤーピーコック社が製造した5500型テンダー機関車。 鉄道省が輸入、タンク機関車に改造されB10型となった。 （タンク型は運転室のすぐ後に水タンク・石炭庫があり、テンダー型は水・石炭を積んだ炭水車を牽引する） その後、陸軍に渡り鉄道聯隊で使用された。 敗戦とともに軍は解体、この機関車はどういうわけか国鉄機関区内にあったため処分を免れ国鉄が保有。 昭和21年に小湊鉄道に払い下げられ、昭和25年まで使われていた。 　H17.6.13 　 　 .●写真と情報は山本留吉氏から● 提供者のＨＰ→カフエー大正浪漫 小湊鉄道車庫にて九七式軽貨車らしきものを見かけたので 写真に撮って来ました。 詳細については不明です。 一緒に並んでいた貨車も現役だと言うことなので、 まだ使っているのかもしれません。   ▲軌間が可変の仕組。 小湊鉄道は三六軌間（1067mm） ▲新京成の場合標準軌（1435mm) （新京成電鉄くぬぎ山車輌基地） 　H21.6.29 　 　 .●写真と情報は山本留吉氏から● 提供者のＨＰ→カフエー大正浪漫 小湊鉄道の五井機関区を訪れた際、鉄道聯隊の刻印の残る継目板を教えてもらったので、写真を送ります。 機関区内では1923年製のレールと共に、敷設時から現在に至るまで現役で使用されています。 なお、他も探してみましたが、今のところ刻印が確認できたのはこの箇所のみでした。 ▲鉄道連隊の刻印 　H28.10.27 　 ［帝国陸海軍現存兵器一覧］リストへ