和鋼博物館

和鋼博物館　　　　　　　　　　　　　　　　　　　島根／安来

和鋼とはたたら製鉄で出来た鋼のこと。その博物館。
平成５年に開館したが、
昭和15年、皇紀2600年事業として計画され、昭和21年に開館した
日立製作所安来工場（現　日立金属）の｢和鋼記念館｣が前身。

砲身が2本置かれていた。来歴は不明だとか。

▲40口径八九式12.7センチ高角砲
高角砲専用に開発されほとんどの主要艦艇に搭載されていた。のちには連装のまま陸上に揚げられ防空用に使われた。
旋回、俯仰操作は電動で、半自動閉鎖機、電動式揚弾機を備え、砲尾に信管秒時調定装置が付いていた。これは給弾の際に自動的に信管を切るもの。

▲？？砲（12.7センチとあったが、15センチ）
寸法から四十口径ではあるが詳細不明。四十口径15センチ砲は「安式」か「四一式」のどちらか。

H17.10.12