依佐美送信所記念館　　　　　　　　　　　　　愛知／刈谷

  • 送信機器

依佐美（よさみ）送信所記念館

昭和4年にヨーロッパへの無線送信所として建設された。
長波、短波で通信業務を行い、
昭和16年ころからは海軍の潜水艦への超長波による通信に使われた。

大東亜戦後は、占領軍から解体命令が出されたが、
撤去に費用がかかるため250mのアンテナ鉄塔8基と
長波送信設備はそのままに残されていた。
米海軍が対潜水艦通信用に接収、運用していたが昭和30年に撤退、
その後も電気興業の管理のもとに運用が続けられていたが、
平成6年になって日本に返還された。

平成9年に鉄塔の解体が終わり、
さらに平成18年になり送信所本館などの施設も解体された。

社宅跡が公園（フローラルガーデンよさみ）となり、そこに平成19年
依佐美送信所記念館が開館した。
主な送信機器が展示されていて、鉄塔のひとつが25m分だけ立っている。
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▲館内。右はローディングコイル。直径3mほどある。
▲電動機、発電機など
▲高周波チョークコイル
▲高周波コイル
▲コンデンサ
▲モールス信号記録装置
▲高速度受信信号記録装置
▲送信機操作板
▲壁貫通碍子

▲鉄塔へ支線を取り付けるソケットピン、鉄塔台座。

 
H29.8.25

　

　

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