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海上保安学校　　 　　　　　　　　　　　　　　　京都／舞鶴

  • 潜水艦のエンジン

　

●写真と情報は山本さんから●
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舞鶴の海上保安学校の五森祭に行った際、
旧日本海軍の潜水艦エンジンがありました。
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▲潜水艦のディーゼルエンジン　　新潟K6BA型発電機関
右部分が機関、左部分が発電機。


《解説板から》
本エンジンは、第二次世界大戦の終戦後、物資が不足していた状況で、海上保安学校開設における実習用教材として導入されたものである。
旧日本海軍が使用していた機材で、連合国に戦争賠償物資として財務局に管理されていたエンジンを、借用する形で海上保安学校の教材として使用されることになった。
サンフランシスコ講話条約により、賠償物資から除外され、海上保安学校に無償譲渡され現在に至っている。
昨年まで、機関科学生の実習用用材として指圧図の採取に使用されていたが、長期使用によるクランク軸の悪化により運転を中止した。

 

新潟K6BAディーゼルエンジン
製造日：昭和20年5月　シリンダ数：6気筒　出力：115馬力
旧日本海軍の潜水艦に使用されていた（未確認）

 

発電機
直流発電機　製造日：昭和19年11月　容量：60KW

 
新潟鐵工所は、三菱神戸、池貝鐵工所 と並ぶディーゼル界の先行三社のひとつ。戦前戦中期には、舶用機関から自動車機関、機関車用機関まで幅広く手掛け、海軍艦艇用発電補機も提供していた。

..H30.1.17

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