▲忠魂碑（日露戦）、二十七八年戦没者碑、忠霊塔、その前に魚雷が置かれている。

▲魚雷　径45センチ　おそらく「四十五糎魚形水雷四三式」

防衛研究所に、この魚雷に関する記録が残っている。
海軍省公文備考「廃兵器無償下附の件」 昭和２年

一、四十五口径三十六糎被防徹甲弾 二個
一、四十五糎魚形水雷頭部共 一個
右神奈川県足柄下村久野郷社神山神社備付用記念品トシテ同社司ニ対シ下付

するよう昭和2年9月、横鎮長官に訓令した。ただし砲弾は10月に三十糎教練用砲弾に変更された。

▲砲弾のあった跡

30センチの砲弾はなくなっていた。
痕跡から察するに、つい最近どこかへ運ばれたようである。（Ｈ18年3月末）

また、昭和2年6月には陸軍から「戦利十二糎加農砲身 壱個」がこの神社に下付されているのだが境内には見あたらなかった。

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