万倉護国神社　　　　　　　　　　　　　　　　山口／宇部 廿一珊鉛套堅鉄弾　 　 万倉（まぐら）護国神社 官祭招魂社 御祭神は 国司信濃親相命（くにししなのちかすけのみこと）、 市川守雄直則命（いちかわもりおなおのりのみこと）ら大東亜戦争まで国難に殉じせられた204柱の英霊 境内に砲弾が置かれている。   ▲廿一珊鉛套堅鉄弾　　径：210、長約：約525ミリ 日露戦後、全国の官祭招魂社に戦利兵器が配付された。 当時、山口県には22社の官祭招魂社があり、それぞれに連発歩兵銃剣共1、実包挿弾子共5、廿一珊鉛套堅鉄弾1、八珊七榴弾2が奉納されている。 ▲主祭神の國司信濃親相公像 禁門の変のあと第一次長州征伐で責任を取らされ切腹。享年23歳。 ▲贈正四位國司君碑 　明治25年に建立された顕彰碑 万倉護国神社は、慶応3年、万倉村主　国司健之助純行が土井垰山に義父信濃公をはじめ戦死した26名の英霊を祀る招魂場（垰招魂場）を設置したのがはじまり。 その後、垰（たお）招魂場は、垰招魂社と改称され、明治34年官祭招魂杜となり、昭和14年指定外護国神社となる。 昭和17年、現在地（旧城山）に新たに社殿を新築して万倉護国神社となった。 R5.8.5 　 　 ［帝国陸海軍現存兵器一覧］リストへ