静岡縣護國神社･遺品館　　　　　　　　　　　静岡／静岡 九一式戦闘機プロペラ 八九式重擲弾筒 軍用落下傘装着用具・格納パック 陸軍飛行帽 十一年式軽機関銃 火炎放射器 九七式曲射歩兵砲 九二式重機関銃 など   ●写真と情報は望月創一氏から●   静岡縣護國神社の境内に遺品館がある。 静岡県内の戦没者の遺品や、 遺族から奉納された軍服・遺書・身の廻り品、 その他使用された兵器等の遺物、約3800余点が収蔵されている。     ▲航空機の車輪（詳細不明）　　九二式重機関銃 ▲重機関銃弾薬莢・保弾板（一連30発・九二式曳光実包・昭和14年9月製造） ▲落下傘装着用具・格納パック、九七式曲射歩兵砲、九一式戦闘機プロペラ ▲比島からの遺品 軍刀、銃剣、八九式重擲弾筒、十一年式軽機関銃、鉄帽、防毒面の吸収罐など ▲一〇〇式火炎放射器の圧搾空気タンク、陸軍飛行帽 ▲九八式7.92ミリ旋回機関銃、小銃の銃身 ▲ソ連製・重機関銃（マキシマムマシンガンシステムＭ1910-1941年改良型） ソ連製・DP（デグチャレフ）軽機関銃   ▲「工学士　市川紀元二像」 日露戦争に歩兵第六聯隊（名古屋）の少尉として出征、遼陽の戦闘で首山堡奪取の血路を拓き中尉に特別進級したが、明治三十八年三月七日に奉天会戦で戦死。33歳。 明治四十一年、母校の東京大学構内にこの銅像が建てられた。 大戦末期、東大職員により金属類供出から免れ、戦後は地下室に隠されていた。 そして昭和三十二年、出身地が中泉（磐田市）だったことに因りここに再建された。 日本陸軍で生存中に特別進級した人は、陸軍創設以来終戦まで、市川紀元二中尉だけだという。   元将校集会所 歩兵第三十四聯隊跡地から移築された将校集会所だった建物。       駿府公園 駿府城址。 明治31年の軍旗親授以来、歩兵第三十四聯隊が置かれていた。   ▲東御門橋　三十四聯隊正門があったところ   ▲往時の正門　右に橘中佐像、奥にあるのは関谷連隊長の銅像。 両名とも首山保の戦いで戦死。三十四聯隊では、首山保の激戦その日一日で将校19名が戦死している。 昭和19年に金属類回収で両像とも供出された。   ▲唯一の名残り、「歩兵第三十六聯隊址」の碑 H12.6.19 　 ［帝国陸海軍現存兵器一覧］リストへ