三ケ根山 比島観音　 　　　　　　　　　　　 愛知／幡豆町 三菱　瑞星エンジン（残骸） 　 ●写真と情報は小倉 寿夫氏から● ここには、各種団体（戦友会等）に記念碑、慰霊碑が約７０あります。その中に写真のゼロ戦のエンジンとプロペラが、鎮座している状況にあります。慰霊碑等は、大陸方面、国内、その他色々あります。自分の知る限り、各地の護国神社や、靖国神社をしのぐ量であり、圧倒されます。陸軍関係が主力のようです。 ここは、山の頂上近くにあり三河湾が良く見えます。その先は、南方、フィリピンその他であり、比島観音の観音様も南方を見ています。 比島観音は、第一回比島遺骨収集団がフィリピンから持ち帰った鉄兜を熔かして作った観音様であるとか。   ▲零式艦上戦闘機のエンジン・プロペラ このプロペラとエンジンは、昭和52年春、豊橋市高塚町沖約800ｍの遠州灘で底引き網にかかったもので、翌年ここに奉納された。   比島戦に関するパネル。左は山下兵団終焉の地イフガオ州アシン河谷の風景。 フィリピンはレイテやミンダナオなどを含め戦没者総数498600名、中国本土での戦没者455700名を上回る。それも餓死者やゲリラの攻撃による犠牲が多いという最悪の戦場になった。 　H12.11.20 　 調査した人がいて、これは瑞星エンジンだと判ったらしい。 三菱・瑞星エンジン搭載機：九四式二号水上偵察機、九七式二型司令部偵察機、零式水上観測機、九九式襲撃機、一〇〇式司令部偵察機一型/二型、二式複戦「屠龍」 　H23.11.20 　 ［帝国陸海軍現存兵器一覧］リストへ