昭和8年4月入校の64期から採用数が徐々に増加し、66期からは修学期間も短くなっていき生徒はよりいっそう厳しい訓練をうけることとなった。
そんな士官候補生たちが、つかの間の休日を過ごしたのが「生徒倶楽部」と呼ばれる民間施設で、江田島町の人たちが民家を開放して彼らに憩いの場を提供していた。
そのひとつ「橋中生徒倶楽部」を再現したもので、2階の展示ホールは八方園神社を模して八角形になっている。

▲40ミリ機関砲砲弾
砲弾の直径40ミリ、薬莢の直径55ミリ、全長44,5センチ

短剣

指揮刀

▲生徒の私物箱、通門鑑

引き揚げられた「陸奥」にあった遺品。

レ艇の模型
陸軍に関するものだが展示してあった。

江田島の北部、幸の浦に昭和19年、マルレ艇による海上挺進戦隊の訓練基地が開設され隊員は各地に展開していった。そのほとんどが船舶特別幹部候補生の少年であった。

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