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立川飛行機で展示されていた一式双発高等練習機を見学してきました。 主翼や尾翼を輸送時に取り外したままの状態で、且つ、折れてしまった胴体の間を通りながら内部を見ることが出来るという珍しい展示方法でした。
また、作業台も当時のものが合わせて寄贈されたとのことで会場の片隅に展示してありました。

展示の機体（甲型）は、昭和18年9月、秋田・能代飛行場から青森・八戸飛行場へ向かう途中、エンジントラブルで十和田湖に不時着水、平成24年に湖底から引き揚げられ三沢航空科学館で展示されていたもの。
引き取った立飛ホールディングスが令和3年11月25日から28日まで期間限定で一般公開した。同社は一式双発高等練習機を開発・生産した立川飛行機の後身。

▲操縦装置

▲左は機体銘板（立川　キ54　一式双発高等練習機　第5541号）
　右は燃料槽の銘板