音羽陸軍埋葬地　　　　　　　　　　　　　　　　　東京／文京 砲弾 ●写真と情報はkan氏から●   池袋近くの護国寺に行って参りました。 護国寺内に、陸軍埋葬地があり、そこに砲弾が転がっていました。 提供者のブログ→kanレポート . ▲砲弾　径：約28センチ、長：約83センチ　　由来詳細不明 　 かつては、ここに広大な敷地の音羽陸軍墓地があり、2400以上の墓碑があったという。 戦後は護国寺が管理、その後、陸軍墓地は整理されて現在の音羽陸軍埋葬地というこじんまりとした規模となった。   ▲多宝塔 陸軍埋葬地の一隅にある。 もともと筑波山の中禅寺というお寺にあったが、廃仏毀釈で廃寺となり明治三年に護国寺に移されたもの。 明治35年に、明治27、8年戦役（日清戦争）で戦病没された人のため護国寺に忠霊堂が建てられ、同時に遺骨をこの塔に納めた。 忠霊堂は、多宝塔の拝殿の役割になる。 忠魂碑や表忠碑など戦没者の慰霊碑のなかで、納骨されているものだけが忠霊塔と呼ばれる。そんなことから、この多宝塔が日本の最初の忠霊塔と言われている。 多宝塔は平成八年に大修理が施され、忠霊堂の側から音羽陸軍埋葬地に移築された。 H21.7.21   　 ［帝国陸海軍現存兵器一覧］リストへ