黒木神社

黒木神社　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　島根／隠岐

●写真と情報は佐藤隆美氏から●
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▲セバストーポリの砲弾　　径：305、長：810mm

台座に記されていること（概略）

「明治37年12月5日、二〇三高地方面の敵は夜陰に乗じて退去。6日これを占領し旅順港内の艦艇を砲撃。9日敵主力艦セバストーポリ号に猛射、港外に退避。12日東郷艦隊水雷艇により大破する。●年9月、35年間、艦とともに沈んでいたのを引き揚げたもの」

「紀元2600年記念　15年12月10日」

「当時世界最大巨弾　高さ32インチ・口径12インチ・重量600斤」

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これは日露戦の戦勝記念ではなく、紀元2600年記念のもの。
神社そのものが昭和になって建立されたのだそうだ。
当地出身の船乗りの人が大連で買い求め、
ここに奉納したものらしい。

以上、黒木御所の資料館「碧風館」の前田恭一氏に
電話で教えていただいた。

戦艦セバストーポリ

ロシア太平洋艦隊の主力艦。
主砲・連装12インチ砲2基、4門
副砲・6インチ砲12門（連装4基、単4門）

鹵獲され日本海軍「丹後」となったポルタヴァと同型。

203高地から見た旅順港
203高地に観測所を設けた日本軍は港内のロシア艦に
28榴を撃ち降ろした。
セバストーポリは港外の城頭山岸璧（矢印）に避難し身を隠した。
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セバストーポリは黄海海戦で日本側が敷設した機雷に触れ、
大穴があいた。
しかし艦の乗組員が破孔を手際よく修理、
これは有名なエピソードらしい。

H16.1.12