航空自衛隊 岐阜基地　　　　　　　　　　　　岐阜／各務原 愛知　零式水上偵察機 [E13A]（残骸） 三菱　試作局地戦闘機「秋水」[J8M] [キ200]（残骸) 零式水上偵察機 昭和15年、制式に採用され、翌16年から艦船、基地部隊への就役が本格化し、敗戦まで三座水偵の主力機として活躍した。 この機体は昭和46年、東京湾館山沖から引き揚げられたもの。 局地戦闘機「秋水」 B-29迎撃用として開発されたロケット推進式局地戦闘機。海軍が機体、陸軍がエンジンを開発担当したが、請け負ったのは三菱1社。 昭和20年７月７日、初飛行に臨んだがエンジン不調で墜落大破、パイロットは殉職した。 この機体は、近々、三菱に返すそうである。 H9.10.5 　 ●上の「秋水」残骸について 脇田久仁博氏からの情報　　（H10.11) 航空自衛隊岐阜基地（各務ヶ原）にあった「秋水」の残骸は、今年（11月14日）の航空祭で訪れたときには、無くなっていました。 なお、となりの零式三座水上偵察機は、ホームページに掲載の写真のとおりの状態で残っていました。 日飛社員さんからの情報　　（H11.1.9) 岐阜基地の秋水は、日飛（横浜）の地中から発見されたもの。 現在は、三菱で復元中。 井上　達さんからの情報　　（H12.2.19) 航空自衛隊岐阜基地の「秋水」の残骸は、昨年の５月には三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所の資料館に展示してありました。 また、本年１月に資料館を訪ねたときには、復元中ということで資料館から消えていました。 そのうち、零戦と並んで展示されると思います。 平成13年に修復が完了、三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場・史料室で展示。 　　　　　　当時の様子→ 小牧南工場・史料室 同史料室は平成29年6月から休館。 令和2年1月31日から「大江時計台航空史料室」で公開を開始。   　 　 ［帝国陸海軍現存兵器一覧］リストへ