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函館水天宮                 北海道/函館


  • 艦載砲

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函館水天宮

御祭神は、天御中主
        神安徳天皇 
      高倉平中宮
      二位尼時子

境内に新政府海軍「朝陽丸」の大砲が置かれている。

 



砲身長1m36cm、口径8cm、前装滑腔砲。
1830〜60年に大量生産されたベルギー製のカロナーデ砲だとか。カロナーデ砲は、加農砲の短砲。

昭和のはじめに函館湾内の七重浜で工事中に砲3門が発見され、そのうちのひとつ。あとは船魂神社と亀田八幡宮に奉納された。
七重浜付近での沈船は明治二年の函館海戦で沈没した官軍の朝陽丸しかないので同艦の備砲だと考えられる。

なお、船魂神社の砲は金属供出で失われたが、 ここ水天宮の砲と、亀田八幡宮の砲が現存していて、亀田八幡宮にあった砲は函館市立博物館に寄贈され、いまは五稜郭に置かれている。

             →五稜郭

 


令和元.12.27

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